娯楽。
苦しい状況にいる人が娯楽にふけっていると「そんなことする余裕があるのか」と言われることがある。
でも、どんな人だって娯楽は必要だ。
むしろ苦しい状況にあるからこそ、それを乗り切るために必要だ。
おしゃべりだってしたい。
おしゃれだってしたい。
楽しいことだってしたい。
それらをやってたら「不真面目だ」と批判するのはどうかと思う。
だから、私は展示でこの花札を見たとき、嬉しくて泣きそうになった。
こういうものを作る余裕は持たされていた。
所持する余裕もあったのかもしれない。
どれくらいの頻度でできたのかわからないけど。
苦しいことを乗り切るときにこそ、お楽しみは必要なのだ。
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