説明文を撮影していてよかった。
くずの木材で作られたそろばん。
「くずの木」というものがもしかしたらあるのかしら、と思ってもみたものの、英語の「スクラップ ウッド」という表記を見て、「ああ」と声をもらしてしまった。
しかし、みなさま、御覧じよ(ごろうじよ)!
16歳のサカザキさんはなんと上手にそろばんを作っていることか。
私だと玉の大きさはもっと不ぞろいになるだろうし、穴を開けるのも大変だし、組み立てるのだってきっちり木を切って作業しないとできないと思う。
私の工作や技術家庭科などの「木工」は大体「組み立てたら曲がり、最後つじつまが合わずにきっちり四角が作れない」ためにとても苦しくなってしまっていた。
私は悲しい気持ちになる一方で、力強さもこの「尊厳の芸術展」から感じていた。
考え、工夫し、自分で作る。
そこに私の憧れがあるせいかもしれない。
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