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街の冒険者 / 私の考える「自分メディア」

2021/06/05



先日、「自分メディア」のことを考えて、自分にとっての「自分メディア」の代表はブログで、ブログを書く感覚は家族や友達あての個人的なフリーペーパーや壁新聞のようなものに近い、と思いました。


あれから何度もこのことについて反芻して考えたのですが、ふと出てきた言葉が「街の冒険者」でした。



遠いところへ

大きいことを

なによりも早く

こういったことをすると、注目を浴びやすいです。
「すごいなぁ」と思われます。

けれど、そうじゃないこともたくさんあります。

私はうっかりスペイン巡礼を歩いてきましたが、それはすごいことでもなんでもありません。
スペインのような遠くまで行くことがすごいんじゃない。

自分の生活を守り、自分で生き抜くことがすごいことだってあるんです。
残業したり、子どもの世話をしたり、誰かに優しくしたり、幸せであることを噛み締めたり。

なんでもない「日々の暮らし」がしていけることは、すごいことだ、とひとり暮らしをちょっとだけしたことがある私は思います。




私の中の「自分メディア」って、フリーペーパー「どっさり通信」を書いていたのと同じ。

なんとなく、帽子をかぶり、片手にメモ帳とボールペン、小さなカメラを携えて「街のできごと」をすくい上げていく「街の冒険者」の女の子のような気分です。

きっと「大スクープ!!」と言って、「パン屋のネコが5匹の子ネコを産みました!」と取材する感じなんだろうなぁ。


このブログはどこまでいっても、そんな感じを奥底に秘め、淡々と続くような気がしています。




■参考

自分メディア、ってなんだろう