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自分メディア、ってなんだろう

2021/06/05


図書館で思わず手に取った本は「自分メディア」について書いてあるものでした。
私も関心があるんだと思います。


自分にとっての「自分メディア」ってなんだろうな、とふと考えてしまいました。
セルフブランディングしなくちゃいけない会社を持っていないし、個人を売り込む必要もない、なにかとても強いメッセージを世界に向けて発信したいと考えていない。
それでも「自分メディア」は持っていたい。
と思っているのです。



私にとって自分メディアの筆頭に上がるのはブログです。
なんだかんだと言ったり飽きたりもしていますが、やっぱりブログが好き。
自分のも人のも好きです。

自分のブログのことを日記に近いものだと思っていますが、もうちょっと詳しく言ってみると、「自分のフリーペーパー」あるいは「壁新聞」のようなものかもしれません。

自分がネットにつながる前、私は家族や友達に不定期のフリーペーパーを書いて(描いて)、コピーして郵送していました。
最近見た映画やデパートの横浜中華街物産展に行ったこと、旅行の話、日常のちょっとしたこと、などを「編集後記」も含めて作っていました。

ブログはその延長かもしれません。
やったこと、行ったところ、食べたもの、感じたり考えたりしたもの。

自分の体験や思いを自分の写真つきで発信していく。
それは小さなものですが、「私」というものを知ってもらったり、どんな生き方をしているのかを知るにはいいものだと思います。


写真家の梅佳代さんが立派な一眼レフのカメラではなく、写ルンですを片手に「うめかよは報道写真家です!」と著書の中でおっしゃっているのを、深く覚えています。
共感した部分が大きかった。
小さなブログを掲げて「これが私のメディアです!」とちょっと似ているかな、と思ったのでした。



様々な目的を持って(あるいは目的などなしに)ブログが作られ、なにかが書かれています。
いろんなブログ論やブログ運営術が語られますが、私はガラパゴスブロガーであり、小さな自分メディアのブログを抱えて、身近な小さなことを書いていこうと思います。





■参考




2015年、自分がガラパゴスブロガーなんじゃないか、と思った #BlogLovers2015


ガラパゴスブロガー、冬の獣道をゆく!