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固形水彩絵の具を使ってみたい

2022/02/062








去年から仕事で絵を描いて、絵の具で塗る機会が増え、
その作業をしていると、
「おうちでも絵の具で色を塗りたいなぁ」
と思うようになった。

それなら扱いが手軽な固形水彩絵の具はどうかしら、と思いついた。


多分、私のことだからノートブックにちょいちょい、とか
大きくてもはがきにちょいちょい、くらいしか塗らないだろうから、
チューブのものでは多すぎる、と思った。



それから文房具店や画材屋、文具コーナー、ミュージアム・ショップで絵の具を見るけれど、
どのメーカーのがいいのか、全然見当がつかなかったので、
いつも「ながめるだけ」で終わっていた。

ケースがソラマメちゃんみたいなのはかわいいなぁ、と思ったけど。




広島を案内しているときに、ゲストのぴょこさん(@ppppyokoooo)が、熊野筆のお店に入った。
最近は化粧筆が有名になっている熊野筆だが、
私の中では未だに「お習字の筆」という印象が強い。

しかし、店内で絵の具用の筆も扱っている、と店員さんが言われたので、
私は「固形水彩絵の具で小さいものに色がつけたい」
と相談し、細い筆をそこで買った。



それから時間がずっと経って、夕ご飯にお好み焼きを食べに行った。

そのときにもう一人のゲストのHIDEさん(@hi_hideyuki)が私ににこにこして言った。

「さっき、絵の具で色を塗りたいと言っていたけど、いいのがあるんです!」




 お好み焼きの後、オープンカフェ、というか、
車がほとんど入らない道路に思いっきりテーブルと椅子を出しているカフェに行き、
HIDEさんは持ち歩いている固形の水彩絵の具を私に見せてくれた。

水筆にはお水が入っていて、いつでも使える状態だった。

私はHIDEさんに勧められるまま、絵を描いて色を塗ってみることにした。







このとき、私が持っていたのはトモエリバーのノートブックなので、
絵の具の乾きが悪かったため、
おしゃべりしたり、
HIDEさんの絵の具で彩色したイラストを見せてもらっていた。








「青のりを振って、仕上げます!」
と、私は自信満々に言い、
緑でちょいちょい点を、いや青のりを撒き散らしていった。

HIDEさんは優しく、
「点々が上手いです!」
とほめてくれた。

できあがったのは、さきほど食べたお好み焼き。


あとで、お話をよく聞くと、発色が違うから、と
とても高級な絵の具を使わせてもらっていた。



一色ずつ、絵の具がばら売りされていて、
補充がしやすそうなコットマンはどうかなぁ、とパンフレットをもらってきているが、
まだ心が決まらない。


さて、絵の具も好きなNotebookersなあなた、お薦めの固形水彩絵の具はどれですか?
どうぞ、教えてください。

手がかりがなくて困っています。
試し塗りとか、できたらいいのにね!




■その夜食べたお好み焼き






ここのは、ソースは薄塗りでも十分スパイシーでうまうまなお好み焼き。

お好み焼きを焼く様子は、職人技。
青のりとこしょうをふりふりするときのリズミカルなこと。


これは定番の「そばの肉玉」だけど、そのあと、わがままカスタマイズで、
「野菜(そばぬき)、イカ、玉、チーズ」を食べた。

広島でお好み焼きにイカを注文すると「イカフライ」が入る。
ここでは県外からのお客さんもたくさんいるし、
街の多少リッチなトッピングもあるので「生イカ」も入れられるけど、
私は「より広島らしさ」を目指してイカフライにした。

「うちの近所のおばちゃんが焼いてくれるお好み焼き」だと、イカフライじゃけぇ!

このとろとろチーズのお好み焼きで、ゲストのお二人の魂は抜けかけるほどだった。

やったね!