去年から仕事で絵を描いて、絵の具で塗る機会が増え、
その作業をしていると、
「おうちでも絵の具で色を塗りたいなぁ」
と思うようになった。
それなら扱いが手軽な固形水彩絵の具はどうかしら、と思いついた。
多分、私のことだからノートブックにちょいちょい、とか
大きくてもはがきにちょいちょい、くらいしか塗らないだろうから、
チューブのものでは多すぎる、と思った。
それから文房具店や画材屋、文具コーナー、ミュージアム・ショップで絵の具を見るけれど、
どのメーカーのがいいのか、全然見当がつかなかったので、
いつも「ながめるだけ」で終わっていた。
ケースがソラマメちゃんみたいなのはかわいいなぁ、と思ったけど。
広島を案内しているときに、ゲストのぴょこさん(@ppppyokoooo)が、熊野筆のお店に入った。
最近は化粧筆が有名になっている熊野筆だが、
私の中では未だに「お習字の筆」という印象が強い。
しかし、店内で絵の具用の筆も扱っている、と店員さんが言われたので、
私は「固形水彩絵の具で小さいものに色がつけたい」
と相談し、細い筆をそこで買った。
それから時間がずっと経って、夕ご飯にお好み焼きを食べに行った。
そのときにもう一人のゲストのHIDEさん(@hi_hideyuki)が私ににこにこして言った。
「さっき、絵の具で色を塗りたいと言っていたけど、いいのがあるんです!」
お好み焼きの後、オープンカフェ、というか、
車がほとんど入らない道路に思いっきりテーブルと椅子を出しているカフェに行き、
HIDEさんは持ち歩いている固形の水彩絵の具を私に見せてくれた。
水筆にはお水が入っていて、いつでも使える状態だった。
私はHIDEさんに勧められるまま、絵を描いて色を塗ってみることにした。
このとき、私が持っていたのはトモエリバーのノートブックなので、
絵の具の乾きが悪かったため、
おしゃべりしたり、
HIDEさんの絵の具で彩色したイラストを見せてもらっていた。
「青のりを振って、仕上げます!」
と、私は自信満々に言い、
緑でちょいちょい点を、いや青のりを撒き散らしていった。
HIDEさんは優しく、
「点々が上手いです!」
とほめてくれた。
できあがったのは、さきほど食べたお好み焼き。
あとで、お話をよく聞くと、発色が違うから、と
とても高級な絵の具を使わせてもらっていた。
一色ずつ、絵の具がばら売りされていて、
補充がしやすそうなコットマンはどうかなぁ、とパンフレットをもらってきているが、
まだ心が決まらない。
さて、絵の具も好きなNotebookersなあなた、お薦めの固形水彩絵の具はどれですか?
どうぞ、教えてください。
手がかりがなくて困っています。
試し塗りとか、できたらいいのにね!
■その夜食べたお好み焼き
ここのは、ソースは薄塗りでも十分スパイシーでうまうまなお好み焼き。
お好み焼きを焼く様子は、職人技。
青のりとこしょうをふりふりするときのリズミカルなこと。
これは定番の「そばの肉玉」だけど、そのあと、わがままカスタマイズで、
「野菜(そばぬき)、イカ、玉、チーズ」を食べた。
広島でお好み焼きにイカを注文すると「イカフライ」が入る。
ここでは県外からのお客さんもたくさんいるし、
街の多少リッチなトッピングもあるので「生イカ」も入れられるけど、
私は「より広島らしさ」を目指してイカフライにした。
「うちの近所のおばちゃんが焼いてくれるお好み焼き」だと、イカフライじゃけぇ!
このとろとろチーズのお好み焼きで、ゲストのお二人の魂は抜けかけるほどだった。
やったね!
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お世話になっております。
palpaperさんのトモエリバーノートのブログ記事の人気は高く、コンスタントに読まれています。
また注文しようと思っていますが、文庫サイズにしようか新書サイズにしようか迷っています。
決まったらオーダーしに参ります。
さて、palpaperさんのブログを見させていただきました。素敵だなぁ。
水彩絵の具は混色すると濁るのであまり混ぜたくないです。
諭吉が何人も必要な事態になっているのですが、絵の具もなんとかして手元に置きたいと思います。
進展があったら、またブログに書こうと思います。
ありがとうございます!
こんばんは、お世話になっています。ブログでのご紹介、本当にありがとうございます!
固形水彩絵の具、コットマンよいと思いますよ~。
私のブログに「今日は絵を描いた」というカテゴリがありまして、その古いほうの記事二つの絵はコットマンで描いたものです。
よろしければ(私の腕前はともかく)発色などのご参考になさってください。
W&Nの絵の具は鮮やかな色調だけど混色すると暗くなる、という話もあるので、ある程度、色数があった方がいいかもしれないです。
それではまた!