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自由に撮りたい

2021/08/30





京都旅行の最初は雨模様だった。


嵐山の竹林に行くのを楽しみにしていたけれど、
ここでの雨の降り方はまずまずの雨量で、
薄暗い竹林の中、
カメラキャップをなくさないようにしながら、
雨に当てないようにしながら、
露出だのPだのAだのお任せだの
英介を操作するのは、正直疲れた。



ふとコンデジのSAKURAで撮っていたころを思い出して、
「なにも考えず、カメラにいろいろおまかせして、
ただシャッターが切りたいなぁ」
と思った。



英介はやっぱり重いし、
他にも荷物を担ぎ、
以前よりは厚着になっているので、
そんなことを考えたんだと思う。




この「薄暗さ」は、どうしたらいいのか自分でわかっていないので、
英介をいじってもいじっても
「よし!」
と思える写真が撮れなかったのも、
一層私をイライラさせた。




カメラに振り回されていない?






そんなことも考えた。




自分の目でよく見ることを忘れていない?









こういった問いは、きっとこれからもしていくね。






英介は黙々と仕事をし、私のそばにいてくれた。





ありがとう。











■ 本日の気づき

カメラを扱う人って、
ポッケがいっぱいついたベストみたいなのを着る人も多いじゃない?

あれ、なんでかと思ったけど、
なんとなくわかった気がした。

レンズキャップとか
換えのレンズとか
雨粒をふく布とか
とにかくいろんなものがいるし、
バズーカ砲みたいなカメラを持っている人は、
「カメラバッグ」のみを持っている、あるいは手ぶらなので、
お財布やスマホ、ケータイなど
全部がおさまる「全身ポッケ」が必要なんだ、きっと。


そして、おそらく同じような理由で釣りをする人も。