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もっと手帳の話をしよう

2021/08/296







11月13日。

ほぼ日刊イトイ新聞とLOFTの共催で、
ほぼ日手帳のイベント
「今年はどんな1年でしたか。 ~もっと手帳の話をしよう。~」
が開催されました。


糸井相談員と手帳についてお話することができる、と聞いて、
開店40分前から並んで整理券をもらいました。



写真もたくさん撮ったし、
10時開店で14時からイベントスタートという長丁場なので、
いろいろおかしいこともたくさんしたのですが、
とりあえずは、イベントメインのことをぎゅっと書こうと思います。




私は、最前列のほぼ真ん中、という素晴らしいところにいたのですが、
前にいる人は座らないといけないので、
「映画館で一番前に座って、首が痛い人」
という体勢になってしまいました。

また糸井さんをはじめとする「お話する人」は遠くを見渡す感じで、
決して視線を下におろすことはなかったので、
「アタイはここにいるのよ!!」
とオーラを出しましたが、足りないようでした。




ムネヒロさんとスギエさんの手帳の説明終了後、
糸井相談員のお話がありました。

手帳のお話、というより、東北とヒロシマについてに焦点が絞られました。

糸井さんは、
「広島も揺れましたか? 
震度3くらい?」
と質問して、
私たちが「まったく揺れなかった」と答えるととても驚いていた様子でした。

体験の差を知ることがあまりなかった、そうです。



それから、ヒロシマの原爆投下からの復興を知ることで、
東北でやることのヒントになるんじゃないか、
と、今、勉強していらっしゃることをお話されました。


そして、もっとも風評被害が出ている福島のこと。

ほぼ日の気仙沼支部のこと。

糸井さんが考えている、東北での、あるいは東北に向けての活動のこと。

今は、お金や物資の援助もあるけれど、
「忘れていないよ。
見ているよ」
ということを伝える時期にシフトしているのではないか、と考えていること。

そのために、人々の注意を向けるためにいろいろ仕掛けていこうと思っていること。



ほぼ日のサイト内だけでは、聞けないこと。
生の声。
空気。


糸井さんは途中、感極まって涙ぐむこともありました。



私は東北がどんなことになったのか、
地震がどうだったのか、
友達やヴォノから聞いたり、テレビで見聞きするだけなので、
生の体験がありません。

糸井さんたちは「生」を知っているから、
ぐっときたのだと思いました。




そんなお話のあと、50人の人たちと糸井さんとのお話が始まりました。



私は先日発売されたばかりの、
「ポテトチップス 地域限定 かき醤油味」を差し入れしました。

ウケていました!



それから、糸井さんにお話しようとほぼ日手帳にメモしていましたが、
舞い上がって、そのページを開くことがありませんでした。

とにかく、私がこれまで使った手帳と来年の手帳を全部持っていきました。

でも、話したのは、「私の3月11日とそれから」でした。

どんなに実感が持てなかったか、ということでした。


私は糸井さんの「聞く姿勢」に感動しました。
ほんの短い間なのに、
糸井さんは大きくうなづき、しっかり聞いてくれました。

「ああ、聞いてもらっている!」と感じて、私はとっても嬉しく思いました。

よく、ヴォノから、
「聞いてるの?」
と言われて、それでけんかになるのですが、
「あー、私に足りないのはこれかぁ」と思いました。




糸井さんは、私の手帳を見て、
「あとから読みたくなる手帳を書きなさい、とアドバイスするけれど、
これはまさにその手帳だね」
と言ってくれました。


そして、スタンプを押してもらって、
2ショット写真を撮って、
握手して別れました。





そのあとは、サワヤナギさんとキリュウさんに
私の手帳を取材してもらい、
お話を聞いてもらいました。




そして、スギエ文具のコーナーに行って、
「マスキングテープにばっちり書けるペン」について相談しました。

なかなか細身でかわいい色でばっちり書けるペンがないからです。

スギエさんもいいのが見当たらない、ということでした。






左の青いスタンプは糸井さんに押してもらいました。


右のSMILEのスタンプはスギエ文具コーナーにあった、
「来た人誰でも押せるスタンプ」を自分で押しました。








仕事とほぼ日と、
文化祭のような高揚するイベントが2日連続であり、
興奮して眠れない日々が続いていました。

ほぼ日のイベントのあとは、
興奮がMAXになったのか、
自分でもどうしようもなくて、
クールダウンのためにアイスクリームを食べたりしましたが、
あまり解消しませんでした。


なのでブログも書けず、
とにかく、横になって寝がえりを打ったり、
簡単な本をぱらぱらめくる、だけしていました。



夕御飯を食べたら、ふっと興奮が途切れ、
少し寝ました。

久しぶりに深く深く寝ました。

それからお風呂に入り、
私は糸井さんに話し足りなかったことをメールで送りました。



ようやく気が済んで、
お布団で寝ました。




すごい体験でした。