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遠距離恋愛

2021/08/302





ヴォノと物理的な距離ができたのは、去年の8月末。

私たちの遠距離恋愛が始まって1年が経つ。




私は何度か遠距離恋愛をしたことがあるが、
ヴォノはなかったので、
不安と戸惑いを隠せなかった。

私も自信があるわけではなかったけれど、
こういうのって
本人たちの気持ち次第だと思う。




ただ一方で、
距離が近いほうが勝つ、
こともなんとなく、感覚で知っている。





いくらメールやSkypeで会話をしても、
実際に会って、
しゃべって
ハグするのに比べたら、
得るものはアリとゾウさんくらい違う。




もし心が弱っているときがあったら、
近くにいる人に寄り添ってもらうほうが、
何倍も力になることがあると思う。

心が揺れているならなおさら。







この1年。

私たちが会ったのは4回。




もうちょっと会えるような気がする。

私の時間やお金の工夫次第で、もっと会えたような気がする。




けれども、そんなにがむしゃらに必死になって会う気持ちにもならなかったので、
そのまま流れにまかせていた。




会う回数が少なくて不安になることはなかったが、
改めて数えたら
「えっ、これだけ・・・???」
と驚いてしまった。







関東に住むヴォノは、
震災があったり、
ほかにもいろいろ大変なことがあったりするので、
私ができることは、
私ができるだけハッピーで笑っていることだ、と思った。



そうしてのほほんとパンを焼いたり、
写真を撮っていたら、
ここまで来ちゃった!






ただ、前回会ってから4カ月が経ち、
私の仕事の都合で会えるのは来月以降となる。



5か月も会わないのは、これまでなかったことなので、
なんとなくヴォノが足りないなぁ、と思うことがある。




こんなことを思うのは、
秋風が吹いてきたせいね。

と、しんみりしちゃうけれど、
深まった秋に会えたらいいな、と考えてみる。





こっくりした秋に
食いしん坊の私たちはまたドキドキしながら会えるかしら。









■ 本日の写真

神戸・北野の異人館のどこか。

ソリのさきっぽにいたドラゴン。