編集

えんむすび

2021/09/16







2012年の射手座は
これまで見えていても意識しなかったこと、あえてスルーしてきたことに取り組む、一年らしいのですが。


今年になって、私が苦手とし、これまで逃げていたことに、
問題解決にはいたらず、
十分でないこともあるけれど、
「正面から関わろうとした」ことは幾つかあり、
それは平年に比べると随分多いです。

例えば、

・父親のこと

・家族のこと

・女性であること

・人間関係

・自分のこと

・死んだ妹のこと

・自分の赤ちゃんのこと

などなど・・




そして最近浮上しているのが

・恋愛のこと

です。





女子校10年間の弊害(?)はでっかいよなー。
とひしひしと感じながら、
正面切って向き合ったことは、正直避けていました。


人を好きになるってなんだろう?

人を愛するってなんだろう?

頭で考えすぎかしら?


そのほかにも、自分の癖というか傾向というか・・そういったもの・・







照れてたり。

自分の嫌なところを見たくなかったり。

カッコつけで斜に構えてたり。





そんなことをしてる場合じゃないんじゃないか?

と、特にきっかけもなく、
突然思い始めました。


まぁ、何個かは「きっかけ」までにはいかないけれど、
小さなことはあったけど。

HDDに今までの写真をぶっこんでいないのは、
私とカメラと写真の間に登場する人物の中で、
すごく大きな存在でもあり、
思い出すだけで、自分の感情がコントロールできなくなるんじゃないか?
と思わせる人とのことを考えなくちゃいけない作業があるから。

そこに恋愛も大きく絡んでいるので。

カミーノでの作業がつらいものになったのも、
その人の存在も大きかったので。




とかね。








京都では、なにかしら「えんむすび」に関わることをしよう、と思っていました。

でも、一緒に行ったトウコったら、
「前にもやってなにもないってことは、縁がないんです。
諦めなさい」
なんて、ひどいこと言うんだよ!

やだーーー!
諦めないーーー!!




それで、清水寺での「凶」で、
そのあと八大神社での「末吉」だったけど、
内容的にはあまり救いのないもので。


実は「凶」より、そっちの「末吉」の内容のほうが落ち込んでしまって。






それから、いろいろとひとりで京都をふらふらしてたんだけど、
最後の最後で、
錦市場を三条から四条のほうへ向かって歩いていました。

すると、提灯がきらきらとひときわ明るい神社にぶつかりました。
なんだか華やかで、活気がありました。
錦市場自体がそんな雰囲気でしたが。



「あー、楽しそうだなぁ」
と思いました。

そして、「よし、ここだ!」と思ったのです。



錦天満宮でした。

「天満宮」ですから、菅原道真が祀られているので、
大体は「学問」の神様です。
あとは商売のようですね、土地柄として。

恋愛や縁結びにはあまり力の入っていないような。


でも、なんだか「ここだ!」と思ったので、
お参りをしてから、
「えんむすび」のピンクのお守りを買いました。

恥ずかしかったです。



買うとすぐ紙の袋に入れて渡されることが多いのですが、
こちらでは神主様(?)が
祝詞(だと思われる)を静かにとても小さな声で唱えてくださって、
「お願いします」という感じでお守りに頭を下げ、
そののちに袋に入れて渡してくださいました。

なんだか嬉しくなりました。




おみくじはひきませんでした。

だって、機械仕掛けの牛や獅子舞の獅子が選ぶんだもの。








今でも見るたびに気恥ずかしいですが、
それでも、
具体的になにかしようと決めてはいないものの、
「こういうことをしたんだぁ、あたし」
と、心のすみっこがほんわりしています。






けれど、やっぱり恥ずかしくて
「えんむすび、って、人との縁、ってことだし。
モレスキンつながりで人に会うつもりだしー」
と逃げそうになるのを
「いやいや。この場合は恋愛、でしょう?」
と自分を留めているのです。