「美しい彼」のジャンルはBLだと思うので、苦手な人はここで読むのを止めてください。
ネタバレもあります、多分。バレないほうがいい人もここで読むのを止めてください。
「美しい彼」のドラマは1回も見ておらず、原作もそれにまつわる作品も何一つ知らず。
映画の公式サイトにあるあらすじをちょこっとと予告編の動画をちょっと見た。という、前情報あまりなしの状態で見に行った。
BL作品はたしなむけれど、実写となると結構生々しく感じるのと、最近の「BLならウケるでしょ」みたいな流れはあまり好きじゃないので、関心が高くなかったのかもしれない。
あと、自分が好きな作品ならば、それを生きた役者さんが演じることに対し、抵抗感や違和感を感じるかもしれない、と避けているかも。
ドラマCD化、マンガ化、アニメ化、ドラマ化、映画化など、イメージが崩れることもあるからさ。
前情報なしで見ても、大体の流れはわかるので楽しめた。
あとで友達からドラマの情報を教えてもらったので、清居の家族のことや平良と清居との高校生の頃のやりとりとか、映画では描かれていなかった部分の情報の補充ができて、「ふーん、最後で突然思わせぶりな感じで握手した彼はやっぱりそうだったのか」と思った。
「美しい彼」はこちらが見ていて照れるほど綺麗な映像だったし、ぴゅあぴゅあなところと、雄なところと、狂犬と乙女と、いろいろ。
そして二人の周囲が二人の関係について優しくて、それだけでも救いだった。
これで差別問題とかが入っていたら、苦しくなったかも。だからこそのファンタジーの世界なので「生々しさ」を私は排除したくなるんだけど。
「綺麗だなぁ」と思って見るのがいいのかも。
気になったのは、カメラマンの野口さん、かな。
あと「ひら派」か「きよ派」かと問われれば、狂犬の部分がぶっ飛んでいてコワいけど、ひら派かも。
一生懸命なところは応援したいし、「もっと貪欲になれ！自信がついてから、って言ってたらいつ自信がつくんだよ！チャンスが降ってきたら行けっ！」と心の中で叫んでいた。
エンドロール見てたらさぁ。
ファインダー越しの映像や写真は平良役の萩原さんが実際に撮っていて「むふふ」と思ってしまった。
こういうのは、好きだ。
何年ぶりに映画を劇場に見に行ったかなぁ。
映画って、すっごい重かったり鋭かったりするテーマが多くて、リアルがつらいからなかなか見に行く気がしなくてさぁ。コロナのこともあって、腰が重たかったよ。
8：25から、というめちゃめちゃ早い回だったのにチケット買ったら、そのあとのフード売り場はもりもりに盛り上がっていて、なんだか嬉しくなっちゃった。
映画のあとはエスカレーターでちびっこを救い、パスタとピザを食べ、中工場を見学し、観覧車に乗ってGW2日目終了。
明日は出勤！
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