[ここまでのあらすじ]
発芽率が悪く、「このままでははげちょびんの緑のカーテンになっちゃう!!」と焦ったキリエは「追い種まき」をすることを決意した。
その後、週1回は液体肥料をやり、水もしっかりやるとぐんぐんツルが伸び、葉っぱが茂ってきた。
「緑のカーテン、今年は成功?!」と胸躍ったが、気がかりなことがあった。
それは…
花が咲かない
緑の葉がもさもさするだけの状態が長らく続いた。
いやいや、あたいは小学生の夏休みの定番!のようなアサガオが見たいんだよ!花が見たいんだよ!
しばらくは原種に近い、毎年まいた覚えがないのに生えてくる小さな水色の花か、大振りで白く中央が濃いピンクの花がちらちらと咲くばかりだった。
お盆の頃、西日本は豪雨に見舞われた。その雨は東日本にも影響を与えた。
肌寒い日が続き、8月半ばとは思えない気温。
コロナのこともあり、外出を控えようと思っていた休みだったが、雨がひどすぎて外に出るのもためらわれた。
アサガオは小さな水色と白くて中央ピンクがちらちら咲くだけだった。
長い雨が止み、次第に気温が通常に戻ってきた。
すると、なんということでしょう。これまでおとなしかったアサガオが次々と咲き始めた。
わーいわーい!
小学生アサガオも咲いた!
アサガオは毎日20以上は咲くようになった。嬉しい。そして、綺麗だ。
しかし、葉っぱはどんどん黄色くなり、枯れて落ちている。
アサガオも終わりなんだろうな、と思う。
例年、10月中に片づけているので、残りはそうない。
綺麗なアサガオを名残惜しく思いながら、今年の反省点を生かし、来年の緑のカーテン計画についてちょっぴり考える。
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