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Clubhouseには縁遠いと思っていた

 


友達に「Clubhouse、知ってる?とっても興味があるから、もしよかったら招待してくれる?」と言われた。
できるものならしてさしあげたいが、そもそも「なんじゃそりゃ?」と思い調べたら、ぶあっさあああっとふわふわした情報が現れた。

音声SNSとも言われるClubhouse。
ちょっと調べただけで「招待制」なのがわかり、私は「あ、ごめん」と内心謝った。
これまで「招待制」のものに招待されたことはほとんどない。
招待制がとっぱらわれてから使うことが多かった。

なので、あたりはすでに慣れていたり、飽きていたりする人も多い感じだったな。


こういう「人の縁」だの「人脈」だの、そういうの、ないんだよねぇ。
自慢にならない。
すぐに山に仙人みたいに籠ってしまうからさぁ。


ちなみにこの友達は、iPhoneユーザーではなかったので、私がどうであれまだ使えなかったんだけど。


それから1週間くらいしてから、それこそ縁あって、それこそ私にぴったりな表現を使えば「Clubhouseに潜入」することができた。

英語ばかりなので、なんでもかんでも「Allow」ばかり選択しているとヤバそうだなぁ、というのが正直な感想だ。

親しい人を招待していく、という仕組みだけど、メルカリで招待枠が売られていたり、Twitterでも1枠「〇〇円」というのをよく見かけた。
500~1000円くらいだったけど、メルカリだともっと高額だったな。

招待するにはお互いの携帯番号を知らせる必要があり、例の「Allow(許可します)」ばかり選択していると、連絡先(私は「電話帳」と呼んでる)やTwitter、Instagramのフォロー関係から、Clubhouseのユーザーなのか、また本人はユーザーではないけどその人の連絡先に登録されているメンバー内に何人ユーザーがいるかの表示が見えた。
SNSとは連携していないからわからないけれど。

なので、よくよく考えてユーザーになることから決めたほうがよさそうだ。



さて、知り合いも多くないが、おすすめのアカウントには日本の著名人もたくさんいた。
「ひょ~」と思ったが、これがご本人かどうか確認する手段がない。
「公式マーク」なんてないからさ。
TVやネットで声を知らないといくらでもなりすませるじゃん、と思っていたら、翌日の朝の情報番組でそう言ってた。やっぱりなぁ。


それで使ってみてどうかと言えば、そんなに使っていない。
まず「Room」を作るのだ。
「これについて話ますよ」と話題がタイトルに盛り込まれている。
自分が関心のある部屋を見つけるまでが大変。
ないんだよなぁ、文房具とかノートとか。旅とかさぁ。

それでもちょいちょい聞いてみたけど、内輪話で盛り上がっていたり、もう話疲れて「誰か新しい人(ただしスピーカーがフォローしている人限定)、しゃべりませんか~」とか、天気の話とか、マウント取り合っているようなのとか、聞いていて疲れちゃって、すぐに聞くのをやめた。

昨日、金曜日は週末に近いせいか部屋がわんさとあった。
私がくたびれてClubhouseにあまり入らなかったんだけど。



知っている人がおひとりでしゃべっているらしい部屋をのぞいてみた。
どこかで読んだけど、管理者(? 部屋を作った人)がひとりで話している部屋に2番目に入室した人は自動的にスピーカーになる。
まずはマイクがミュートになっていたので、すぐに自分の生活音をみなさんにご披露することはなかったけど、焦った。
ちょうど話せる環境ではなかったので、ご挨拶程度でお暇してしまった。残念じゃった。



こんなへなちょこユーザーだけど、なんというか。
その人の活動ですでに力のある人。インフルエンサーとか芸能人とか。マネタイズに詳しい人とか。そういう人のところに人が集まっていて、「Twitterと同じなんだなぁ」と思った。
音声での提供なので、全部が同じじゃないけど、「みんな始まりはぺんぺん草」じゃなくて、最初からバラとぺんぺん草のスタートなんだなぁ、と思った。
静かで、焚火している感じでとりとめのないことをうにゃうにゃ話す素敵なお部屋があるといいなぁ。

あと「聞く専門」として安全に聞きたいなぁ。
お部屋をオープンにしていて、入っている人全員がスピーカーで、うっかり入っちゃったら「ヘンなヤツが来た!」みたいな反応されてさ。
それなら最初からクローズドの部屋を作りなよーーーー!!!と傷つきながら心の中で叫んじゃったわ。



あー、前述の連絡先とSNSの連携のことだけど、ネットもリアルもシームレスの人ならいいけど、「ネット内では別の顔」みたいなあたいのような人には本当に要注意、だよ。
ClubHouseから身バレとかSNSバレとか簡単にできちゃいそう。
職場や友人とはあまりSNSでつながっていないので、そこは距離を取っておきたいなぁ。

仕事を一緒にしている人に「スライムがかわいい!」、「薬研さんに大将と言われるとめろめろになる」、「花京院さんはいいぞ」、「平川さんはかわいい」と私が叫んでいることはあまり知られたくない。