2020年10月1日。中秋の名月。
広島城が開館時間延長をし、お城からお月見ができるイベントがあるとSNSで知りました。
なんかわくわくするじゃない!
絶好のお月見ナイト!
晴れ!
雲なし!
仕事帰りに自転車を飛ばす私!
夜間営業は基本していないので、街灯が少なく、また石段がたくさんあるので足元が危険。
表示もなく「お城はどこだ?!」状態でしたが、スタッフの方が要所要所に立っておられ、誘導灯で指示してくれたり、石段を懐中電灯で照らしてくれたりしました。
よかった。
広島城は原爆で壊れたため、建て直したもの。
内部は広島城やその周辺のものが展示されている博物館のような造りになっていて、夜間でも大体のものは見学できた。
久しぶりのお城に展示物も見る。
知らないうちに、「しろうニャ」というゆるキャラもいました。
帰りに動いているしろうニャがいたので、一緒に写真を撮ってもらったよ。
しろうニャグッズはまだないようでしたが、最近発売が開始された登城記念の「御城印」があったのでショップで買いました。
企画展「THE KOSHIRAE(拵)~超・拵入門~」は見ごたえがあった。
もっとゆっくり見たかったなぁ。
「拵」とは刀剣の外装のことを指し、鞘や鍔(つば)など細かい部品がいっぱい!
「これは根付にも通ずるものがありそう!」と思いながら、細かい細工、凝った細工のものを見ていました。
本当に楽しかった。
「こんなところにこんな動物?!」とか「朱塗りの鞘」もすごかったなぁ。
もっとゆっくり見たかった。
期間内にもう一度見にいってもいいな。
唯一、気になったのは説明文の文字のフォント。
漢字の「口」が全部「ハート」になってるの。
「品」なんて「♡」が3つだよ!
玉鋼から始まって、「刀剣ができるまで」の過程が丁寧に展示してあったり、「毛利藤四郎」の写しもあったりして、気持ちがきりりとなっているときにこれを見せられると、気分が萎えた。
さて、第五層の天守閣からのお月様は煌々と輝いていた。
素晴らしかったなぁ。
東京で東京タワーやスカイツリー、六本木ヒルズの屋上に上がったときに「人はなぜ高い場所に上りたがるのか」を考えたことを思い出していた。
暗い中に、かげふみができそうなほどの月光。
夜独特の高揚感。
帰りに久しぶりに夜の外食をした。
半年ぶり以上かもしれない。
そういったことも含めて、興奮状態が冷めず、その晩はなかなか寝付けなかった。
ところどころに妖怪がいたんだけど、広島城はいつから妖怪城になったんだ?
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