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街を見ていない


2019年しょっぱなの冒険は「出雲大社に初詣」。

冬季に山陰を目指すのは、ちょっと恐い。
だって、雪に慣れていないから。

誘ってくれた友達と情報を見合って、車で出発。
雪は残っていたし、途中、霧も出たけれど、高速道路の車が走るところには残雪なし。
快適にドライブ。




なにせ日帰り旅行なので、「出雲大社」、「お昼に蕎麦」。
この2つだけを大きな目的として行った。

蕎麦屋にもあてがなくて、助手席の私がスマホでぽちぽちと検索。
行ったところは、JR出雲市駅そばのアーケード街のもうちょっと外れた、昔ながらの商店街の中にあった。


これまで出雲大社には何度か行ったことはあったけど、大体は広島から高速バスで出雲市駅まで行き、そこからは出雲大社行きのバスに乗る。
そのため、こんなアーケード街や商店街があることすら知らなかった。
そして、大概、お参りが終わると、出雲大社そばの一畑電鉄に乗り、松江に向かうか、出雲市駅まで戻ってまた高速バスに乗り込む。



「出雲の街を知らないんだ」と、実感した。
知っているのは観光施設とその周辺。

それはちょっとつまんないなぁ、と思う。




東京で博物館・美術館巡りを抑えているのは、街を見なかったと気づいたからだ。

これまで訪れたことのある場所でも、もうちょっと「街を見る」ことをしてもいいかもしれない。
と思う。

いいとかどうとかではなく、自分の関心の方向が変わったんだ。