編集
「ヤチョラー」という、測量野帳好きの人たちがいることは知っていた。
しかし、自分が測量野帳を使おうという気にはならなかった。
というのは、私の好みはもう少しページにボリュームのあるノートブックだから。
先日、友達から東京国立博物館であった「縄文」展の特別測量野帳が送られてきた。
私の好みをよく把握してくださり「火焔土器」柄。
これまでも測量野帳を目にしたこともあるが、実際に手に取りまじまじと見るのは初めてだった。
そしてこのたび初めて「よしっ!私にも使えそう!」と思った。
というのも、モレスキンと共にした今年の秋の二つの旅がそう思わせた。
いつもは、普段使っているノートブックをそのまま持っていくのだが、重いしかさばるし、今回は丁度モレスキンのラージを使っていたというのもあって、「小回りの利くモレスキンポケットサイズ」を携帯した。
そしていつもなら、普段のノートブックを旅から帰るとそのまま使うし、旅用に小さなノートを持っていったときにもそのまま「普段使いのノート」として使う。
けれど、今回は「このモレスキンは旅モレとして使おう」と決めた。
前回の旅になにを持っていったのか、そのモレスキンを見ればすぐにわかる。
母艦となっているほぼ日手帳weeksに旅モレを使ったことを記載しておけば、検索もできるだろう。
旅の下準備はいい加減だ。
持っていくものはいろいろ考えるが、交通機関の切符と宿の予約さえしておけば、情報は現地で収集しても観光地なら困らない。
ノートブックに書くことは、日程と宿の連絡先、行き帰りの新幹線のざっくりとした時刻、気になる旅先での場所(寺社仏閣や名所、お店など)、持ち物などである。
旅先では、最初はみちみちと書いているのに、次第に「今日回った場所」のメモ書き、スタンプ、元気があれば入場券の半券をマステで貼るくらい。
あとでどこかで時間があればそれに書き足すが、近頃では旅から帰ってからまとめることもしない。
3泊4日の旅でも10ページもいらない。
さて、測量野帳だが薄くてハードカバー、ポケットサイズで80ページ。
野外で立ったまま使うために作られたノートブック。
まさに旅にぴったり。
そして安価!
モレスキンは好きだけど、あの値段はなかなかしんどいときもある。
たまによろしくない個体にぶち当たったときのあの悲しみ。
こういった経緯で「あ、私にも測量野帳が使える!」と思ったわけだ。
調べてみると、コクヨさんや印刷会社さんにオーダーすれば名入れや箔押しができちゃう!
もっとお金をかければ布張りの表紙も作れちゃう!
いつどうやって配るのか全然アイディアはないのに、「オリジナル表紙の測量野帳を作るのにどんなデザインがいいのか」と真面目に考えていた。
手軽に作れるためか、今回の「縄文」展のように特別展限定デザインが出たり、施設限定デザインのものがあったりするようだ。
東京駅、東京国立博物館、九州国立博物館。
これらをめぐり、ショップで測量野帳を求め、次の旅で使う。
なんてことを考えると止まらなくなってしまう。
いいなぁ、うっとり。
私は旅とノートや手帳は切り離せないもの、と考えているので、とてもわくわくしてしまう。
短い旅なら十分なボリュームだ。
一番近いのは九州かなぁ。
福岡市博物館にへし切長谷部や日本号を見にいって、大宰府寄ってキューハクに行き、脾臓の虫といちゃこらして測量野帳を買うのもいいなぁ。
なんて妄想もすぐにできてしまうよ!
■参考
コクヨのホンネ13
調べていて一番驚いたのは、ツキノワグマの調査中に落とした測量野帳が1年五か月後に見つかったこの記事。
動物の歯形がなまなましくて、そして測量野帳の堅牢さにシビれました。
はんなりさくらモレスキンと旅 #キリタビ
[投稿] 旅モレ #Notebookers #moleskine
測量野帳が気になる
|2021/06/05「ヤチョラー」という、測量野帳好きの人たちがいることは知っていた。
しかし、自分が測量野帳を使おうという気にはならなかった。
というのは、私の好みはもう少しページにボリュームのあるノートブックだから。
先日、友達から東京国立博物館であった「縄文」展の特別測量野帳が送られてきた。
私の好みをよく把握してくださり「火焔土器」柄。
これまでも測量野帳を目にしたこともあるが、実際に手に取りまじまじと見るのは初めてだった。
そしてこのたび初めて「よしっ!私にも使えそう!」と思った。
というのも、モレスキンと共にした今年の秋の二つの旅がそう思わせた。
いつもは、普段使っているノートブックをそのまま持っていくのだが、重いしかさばるし、今回は丁度モレスキンのラージを使っていたというのもあって、「小回りの利くモレスキンポケットサイズ」を携帯した。
そしていつもなら、普段のノートブックを旅から帰るとそのまま使うし、旅用に小さなノートを持っていったときにもそのまま「普段使いのノート」として使う。
けれど、今回は「このモレスキンは旅モレとして使おう」と決めた。
前回の旅になにを持っていったのか、そのモレスキンを見ればすぐにわかる。
母艦となっているほぼ日手帳weeksに旅モレを使ったことを記載しておけば、検索もできるだろう。
旅の下準備はいい加減だ。
持っていくものはいろいろ考えるが、交通機関の切符と宿の予約さえしておけば、情報は現地で収集しても観光地なら困らない。
ノートブックに書くことは、日程と宿の連絡先、行き帰りの新幹線のざっくりとした時刻、気になる旅先での場所(寺社仏閣や名所、お店など)、持ち物などである。
旅先では、最初はみちみちと書いているのに、次第に「今日回った場所」のメモ書き、スタンプ、元気があれば入場券の半券をマステで貼るくらい。
あとでどこかで時間があればそれに書き足すが、近頃では旅から帰ってからまとめることもしない。
3泊4日の旅でも10ページもいらない。
さて、測量野帳だが薄くてハードカバー、ポケットサイズで80ページ。
野外で立ったまま使うために作られたノートブック。
まさに旅にぴったり。
そして安価!
モレスキンは好きだけど、あの値段はなかなかしんどいときもある。
たまによろしくない個体にぶち当たったときのあの悲しみ。
こういった経緯で「あ、私にも測量野帳が使える!」と思ったわけだ。
調べてみると、コクヨさんや印刷会社さんにオーダーすれば名入れや箔押しができちゃう!
もっとお金をかければ布張りの表紙も作れちゃう!
いつどうやって配るのか全然アイディアはないのに、「オリジナル表紙の測量野帳を作るのにどんなデザインがいいのか」と真面目に考えていた。
手軽に作れるためか、今回の「縄文」展のように特別展限定デザインが出たり、施設限定デザインのものがあったりするようだ。
東京駅、東京国立博物館、九州国立博物館。
これらをめぐり、ショップで測量野帳を求め、次の旅で使う。
なんてことを考えると止まらなくなってしまう。
いいなぁ、うっとり。
私は旅とノートや手帳は切り離せないもの、と考えているので、とてもわくわくしてしまう。
短い旅なら十分なボリュームだ。
一番近いのは九州かなぁ。
福岡市博物館にへし切長谷部や日本号を見にいって、大宰府寄ってキューハクに行き、脾臓の虫といちゃこらして測量野帳を買うのもいいなぁ。
なんて妄想もすぐにできてしまうよ!
■参考
コクヨのホンネ13
調べていて一番驚いたのは、ツキノワグマの調査中に落とした測量野帳が1年五か月後に見つかったこの記事。
動物の歯形がなまなましくて、そして測量野帳の堅牢さにシビれました。
はんなりさくらモレスキンと旅 #キリタビ
[投稿] 旅モレ #Notebookers #moleskine
コメントを投稿
別ページに移動します