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いやな歯


[前回までのあらすじ]

春の嵐に誘われて訪れた体調不良。

まだまだ本調子が出ないままおとなしくしていたキリエだが、朝、歯磨きをしているときに奥歯の詰め物が取れる、という次の嵐がやってきたのだった。

■参考

春の嵐にやられて2018

節目2018



ただでさえ、ブルー・マンデーだというのに激しく雨の降る中、歯医者に行ってきました。
そして見てもらうと、歯医者さんはずっと、
「ああ、いやな歯だなぁ」
「本当にいやな歯だなぁ」
「うーん、いやな歯」
と言っていました。


いやな歯、というのは

  • もともとの歯の生えかたが斜めになっていて難しい
  • 以前かかっていた歯医者さんの治療がよろしくない
  • 詰め物の下も虫歯になっていて、削りにくそう
  • かぶせを作るのもややこしいことになっている
など、「治療しにくく、また次も問題の起こりやすい歯」という意味で、それらに対する説明も受けました。

しかし、ただでさえ憂鬱な気分でいるのに、最後まで「いやな歯」と言われると、余計にしょげしょげになりました。
そんなに言わなくてもよくない?
先生はなにも感じていなさそうでしたが、やだなぁ。

自分では平気でも、他の人を傷つけていることがあるよね。
気をつけよう。

はぁ。


次回、新しいかぶせができて治療します。
最終回になるといいなぁ。