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砂風呂で自分が蒸し卵になった気分 / 竹瓦温泉 別府 #kytb1710



貫禄ある風情の建物。

受付で砂風呂を申し込むと浴衣を渡される。


更衣室で浴衣だけを身につけ、タオルを持ち、コインロッカーに鍵をかける。





高い天井。
むっとする空気。
粒の大きい砂。

鍵とタオルを竹で編んだ小さな籠に入れ、言われたとおりに砂の上に横たわる。
リズミカルに砂かけさんが熱くて重い砂をかけてくれる。

じんわり熱い。そして重い。想像以上に重い。
なにかに似てるなぁ、と思ったら前日食べた「地獄蒸し」の蒸し卵になった気分だった。
人用に熱さを調節してあるけど、きっと砂に埋めておけば卵が加熱されるくらいの温度にもできそうなんじゃないか、と想像する。


1グループに1台、カメラかスマホを砂かけさんに預けることができる。
砂かけさんは様々な角度から私たちを撮ってくれた。
「インスタ映え」する素材かしら?

他の利用客さんが写り込まないように気をつけながら、かなりの枚数撮ってくださった。
そこお客さんが上がって私たちだけになると、また撮り直してくれた。


砂の中で15分。
仕上げに肩甲骨の下に入れてもらった砂が気持ちいい。
じんわりじんわり汗をかく。
これは結構クル。






声をかけられ、指示通りに腕を動かし、身体を動かし、砂の中から生まれる。

砂まみれの浴衣を脱ぎ、シャワーできれいにしたら温泉につかる。
極楽極楽!



待合の広いところで涼みながら、公開メイクをする。

それが終われば、また出発だ!




■参考

竹瓦温泉|別府市