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3月11日。
これまではずっと勤務だった。
14:46は日々の仕事の準備や需要な提出書類の作成・確認でどたばたして、アラームを鳴らして黙祷をしていた。
今年は土曜日でお休みの日だった。
用事があって、街に出ていた。
早めに帰宅することもできたけど、今家に帰るとひとりで14:46を迎えそうだった。
ひとりでいたくない。
初めてそう思った。
スタバに入って随分長い時間を過ごした。
私が持っているスタバカードが震災復興支援用のハミングバードのものだけで、それを使うとスタッフの女性に「ああ、まさに今日ですね。使ってくださってありがとうございます」と言われた。
14:46は呆気なく到来した。
広島ではサイレンも鳴らないし、特別なこともなかった。
周りの人も全然気づかずに、スタバで楽しんでいる。
少しして、私はほっとした。
どこか緊張していたみたいだ。
あの揺れもそのあとの混乱も知らないので、体験した人とは温度差がある。
それはどうやっても埋めることはできないけれど、静かに黙祷することと、それでも持っている「私の東日本大震災の経験」をそっと思い出す。
■参考
震災復興支援 スターバックス カード プログラム|スターバックス コーヒー ジャパン
20170311 ひとりでいたくなかった
|2021/06/053月11日。
これまではずっと勤務だった。
14:46は日々の仕事の準備や需要な提出書類の作成・確認でどたばたして、アラームを鳴らして黙祷をしていた。
今年は土曜日でお休みの日だった。
用事があって、街に出ていた。
早めに帰宅することもできたけど、今家に帰るとひとりで14:46を迎えそうだった。
ひとりでいたくない。
初めてそう思った。
スタバに入って随分長い時間を過ごした。
私が持っているスタバカードが震災復興支援用のハミングバードのものだけで、それを使うとスタッフの女性に「ああ、まさに今日ですね。使ってくださってありがとうございます」と言われた。
14:46は呆気なく到来した。
広島ではサイレンも鳴らないし、特別なこともなかった。
周りの人も全然気づかずに、スタバで楽しんでいる。
少しして、私はほっとした。
どこか緊張していたみたいだ。
あの揺れもそのあとの混乱も知らないので、体験した人とは温度差がある。
それはどうやっても埋めることはできないけれど、静かに黙祷することと、それでも持っている「私の東日本大震災の経験」をそっと思い出す。
■参考
震災復興支援 スターバックス カード プログラム|スターバックス コーヒー ジャパン
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