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TAMIYA瓶で万年筆のインクのおすそ分け

2021/06/05


万年筆のボトルインクを買うと、賞味期限(!)内に使いきることはまれです。
多少の期限切れは無視して使いますが、蒸発してしまいインクの粘性が高まり、書きづらくなるともういけません。
これが原因でひと夏、ほとんど万年筆を使うのを止めてしまいました。


こんなことが起こるけど、たくさんの色を試してみたい!
という、私のような我儘者にはPILOTの「色彩雫」のミニボトルはとてもいい考えです。
ちょっと割高になりますが、好きな色3色を自由に選べて、それをミニボトルで買うのです。

万年筆を使うのを諦めた夏のある日、秋になったらこのミニボトル3色で万年筆生活を再開してみようと思っていました。

が、万年筆仲間の方から「おすそ分けするよ」と声をかけてもらい、インクを買わずに万年筆生活を再開したのです。



以前から、「インクのおすそ分けができるといいね」と、別の万年筆友達と話していたことがありました。
最近になってようやく、プラモデルのTAMIYAが出している「プラモデル用の塗料の保管用瓶」(らしい)にインクを入れておすそ分けするととてもいい、ということを知りました。

そして、今回初めて、噂のTAMIYA瓶に入ったインクをいただくに至りました。

軽いのかと思いきや、まじにガラスの重みのある瓶で、気密性ばっちり。
東京からたくさんの荷物に潰され、ゆらゆらがさがさゆられながら広島に到着しましたが、平気!


綺麗なOMASのターコイズブルー、そしてジェントルインクの金木犀を楽しんでいます。
トモエリバーでの書き味が好きなので、ほぼ日手帳WEEKSの空いたスペースに意味のないことをちまちまと書き連ねています。


はぁ、素敵…



次は初心に戻って、ペリカンのターコイズのインクを持とうかな、と思っています。
私も今度は煮詰めることなく、インクのおすそ分けができたらいいな。