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手のひらの中の絵の具

2021/06/05



「絵の具も持っていますよ」
とその女性が取り出したのは、手のひらにすっぽり入るくらいの小さなかわいらしい缶。
その中には、絵の具が納まっていました。






先日参加した、広島ぶろがー会で水彩画を描くと教えてくれた女性に声をかけたら、こんなに素敵な絵の具が出てきて、私はうっとりしました。

透明水彩絵の具が使ってみたくてたまらないのですが、どの絵の具を買ったらいいのか、決めきれなくて、結局、半年以上が経っています。
「もう筆は買っているんです」
と私が話すと、彼女はけらけら笑っていました。
どうやらヘンだったみたいです。


彼女は最初、青、赤、黄、の三原色と緑の4色のチューブの絵の具からスタートしたそうです。
それに、軸に水が入る筆。

「絵の具だけなら、500円くらいで始められますよ!
キリエさんもすぐに始めましょう!」
とすんごいプッシュされました。


機動力・行動力がありそうで、実は随分と腰が重い私なのです。
それでも、この気軽なのにちっちゃくてかわいらしい絵の具セットを見せられると、自分が使いやすいようになんとかできるんじゃないか!と思ってしまいます。

アンディ・ウォーホルの絵が描かれた飴ちゃんの缶だとどうかしら?
まず、缶を持っていないから、飴ちゃんを買うところからになるけど、まだ売っているのかしら?

いやいや、せっかくなら思い切って「えいっ!」と買っちゃおうよ。
ウィンザー & ニュートンとかどうかしら?
でも、飽き性なんだよね、あたし…


結局、まだ心が決めきれませんが、素敵な絵の具を紹介したくてご本人に許可を取って、写真を撮らせてもらい、ブログに書くことにしました。

また迷ったら、この記事を読んでうっとりしながら考えることにします。