きっかけはかみじょーさん(@MinatoWorks)のこの記事。
読んだとき、「広島でも!」と思ったけど、ちょっと考えて止めた。
安芸の宮島はもみじが有名だから、夏じゃなくて秋がオススメ。
牡蠣も冬がオススメ(観光地じゃないけど)。
そして広島の夏と言えば「ヒロシマ」。
カタカナ表記される「ヒロシマ」に対してはこれまでも何度か書いてきたし、
今でも書かせたらあれこれ長くなりそうなので、ここでは割愛。
ともかくゲンナリして、やめた。
探せば瀬戸内海に面しているから海もあるし、
中国山地もなかなかいいところだし、
川もぎょーさんあるし、
東には竹原・尾道もあるし、
お楽しみ満載なんだろうけどね。
でも、ふっと思ったんだ。
ヒロシマでええんじゃないか?
一番ぐわっとくるのは原爆ドームと原爆資料館。
繁華街にどどーんとある原爆ドームは県外から来た人にはなかなか衝撃的らしい。
展示がマイルドになってるみたいだけど、それでも喉元になにかつきつけられるような原爆資料館。
じゃけど、そういうんじゃのうて、「私の毎日の中にあるヒロシマ」じゃ。
広島の中心部には古いものがない。
冷静に考えたら、ピカドンでのぉなってしもうたけぇ、そうなんじゃけど、そこで「ものの歴史」の断絶がおこっとる。
それでも、ちぃさいもんも大けぇもんも残っとるんよ。
たとえばポンプ。
たとえば被爆樹木。
たとえば被爆建物。
特別な時間と場所でおこったことじゃのぉて、今、この日常が断絶されたんよ。
そがぁなことをちぃとでも感じてもらえる時間になったらえぇなぁ。
これは大学生だけじゃのぉて、こういったことに関心のあるすべての人に。
じゃけど、観光地でもないけぇ(すでに企画と随分離れとるけど、まぁ許してつかーさい)、
見て回るには効率がよぉない。
交通の便も悪い。
じゃけぇ、時間がたっぷり取りやすい学生さん向き、といえばそぉかもしれんの。
自転車で回るのもオススメじゃ。
■被爆建物・樹木のリスト
広島市 - 被爆建物等の保存・継承
被爆建物は維持が大変じゃけぇ、年々取り壊されてのぉなっていきよる。
やっぱり写真じゃわからん空気や雰囲気もあるけぇ。
被爆樹木はケアをしてもらいながらも、やっぱり弱りよる木もある。
■私が撮ったもの
このブログでも時々紹介しよったんよ。
知らんかったら、見過ごしてしまうけぇ、自分のためにも撮っとった。
縮景園 - Kyri*ate
被爆ポンプ - Kyri*ate
ポンプ - Kyri*ate
被爆ポンプ - Kyri*ate
被爆ポンプ - Kyri*ate
被爆ポンプ - Kyri*ate
The A-bomb Dome - Kyri*ate
The A-bomb Dome - Kyri*ate
The A-bomb Dome - Kyri*ate
The A-bomb Dome - Kyri*ate
Memorial cenotaph for the Atomic-Bomb Victims - Kyri*ate
柳の新芽と原爆ドーム - Kyri*ate
お花見クルージング - Kyri*ate
原爆ドーム - Kyri*ate
被爆建物 広島陸軍被服支廠 - Kyri*ate
もっと撮っとるのに、ブログ記事としてではなく、
ほかの記事に添える写真として使っとるみたい。
やっぱりなんじゃかんじゃゆーて、ドームは撮っとるのぉ。
衝撃的じゃったんは、広島陸軍被服支廠。
近づいても見られんのんじゃけど、なんかねぇ。
レンガの大けな建物の中で、どれだけの人がミシン踏んだりしよったんかのぉ。
きっと女性が多かったんじゃろうなぁ。
女学生さんもよーけおっちゃったんじゃろうなぁ。
被爆したヤナギも見てほしいのぉ。
幹の半分がごっぽり失われとるのに、春になると新芽が芽吹いとる様子とか。
だんだん葉っぱをつけんようになっていく姿とか。
こういう街で私は生まれ育ち、生活しとるんよ。
コメントを投稿
別ページに移動します