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#愛知県小牧市のバウムクーヘン を勢いと好奇心で注文してしまった #執事の館

2021/12/23





愛知県に「執事の館」ができるんです。
今、仮住まいが作られています。
私はそこのお嬢様で館を訪れることは「帰宅する」と言います。

おほほほ、ちゃんと「キリエお嬢様」と呼ばれているんですのよ。
(登録をするときに、どう呼ばれたいか選ぶことができます)



執事喫茶ではなく、本気ですからね。
それはサイトを見ていただければわかります。

執事の館HP → 

究極のごっこあそびかもしれませんが、私はそうではないと思っています。
そうね、「必要な余裕」だと思います。

人によっては違う形で持つのだろうけれど、
私は「必要な余裕」のひとつとして執事の館を選びました。





さて、その執事の館ですが、
こだわりと向上心と探究心がすごくて、
本館がなかなかできないのはそのためだし、
仮住まいも遅れに遅れて整えているのもそのためで、
そして館がないうちに「申し付け」という形で、
地域に根差したもの、バラやキャベツ、ソーセージ、バウムクーヘンなどの通販(?)を行ったり、
時計や靴・バッグの修理をしたりしています。


その中でも人気なのが愛知県小牧市のバウムクーヘンです。
名古屋コーチンの卵、
カルピスの発酵バター、
牛乳の代わりに生クリームを使ったなんとも贅沢なお菓子です。

食べ物、そしてスウィーツとして初めて登場したせいか、
関心の高いお嬢様や旦那様多数であっと言う間に売り切れ!

その後何度も発売されましたが、どれも瞬殺!

「初めての人限定」注文もしてくれましたが、これも焼け石に水の状態でした。

「また食べたい!」と再注文される方も多いようです。



召し上がった方の感想ツイートを
執事の館準備委員の松原さんがリツイートされて流れてくるのを見ていると、
私も気になって、一度だけトライしたことがありました。

でも、残ありだったのに、表示が追いついていなかったようで、
そのときは売り切れていました。

注文するまでいっぱい悩んだし
(あたいのようなやさぐれへなちょこお嬢様が注文してもいいのかしら?など謎のお悩み)、
お財布もなかなか許してくれないし
(質が高いものが高価であることは当然だと思っています。
ちゃんとした対価でものを作っていかないと職人さんもいなくなるし、質も保てません。
しかし私には贅沢すぎるものだと思っています)、
緊張いっぱいで何度も深呼吸したし
(私、緊張しすぎるんです、何事にも)、
こんな中での注文と売り切れは結構エネルギーを消費してしまいました。


それからまたバウムクーヘンの申し付けがありましたが、
それは
「どうせ売り切れるんでしょ」
とやさぐれていて、注文しませんでした。




そして、4月分のバウムクーヘンの申し付けが始まりました。

買えると思っていなかったんです。

ちょっとの冷やかしと
たっぷりの好奇心と
なんだかくたびれる日が続いていて息ができないような感じで、なにかしたいという勢いとで、
主の手帳開くとまだバウムクーヘンが残っていました。

前回も残数があっても売り切れだったので、
「今回も売り切れだろう」
と思って、いたずら心でクリックすると、
あっさりとバウムクーヘンが確保できてしまいました。

支払い方法や配達時間の指定などを決めるページのみで、キャンセル方法が見つかりません。




そのとき、私はどこかで松原さんに言われたことばを思い出したような気がしました。

キャンセルは基本できなくて、やむおえずというときだけ。

それもキャンセルの作業は松原さんの手作業でされている…


その記述をどこで見たのか、ちょっと探してみたのですが見つかりませんでした。




文章で書いてキャンセルすれば、できないことはないのだと思います。

いたずらにクリックしてしまいました。ごめんなさい。
と素直に誠実に謝れば、
松原さんのお小言はいただくかもしれませんが、できないことはないでしょう。


私は結局、そのまま注文することにして必要事項を入力しました。




なんとなく、これまでの自分が嫌だったから、だと思います。

なにか手の届かないことがあると
「どうせあたいなんか」
とやさぐれるか、
イソップ物語のすっぱいブドウとキツネのように
「あたいには必要ないものなんだわ」
と開き直ったり。

でも、関心があるのです。
食べてみたいんです。

素直な気持ちはどこにいっちゃったんでしょう?




松原さんたち、執事の館の人達が
「キリエお嬢様、ほんとは食べたいんでしょう?」
と肩を押してくれたような気がしました。





4月に私のバウムクーヘンがやってきます。

3月末から4月の2週くらいまでは、「キリエのお仕事死闘編」が始まります。
バウムクーヘンを楽しみにがんばりましょう。


それから執事の館になにか注文すると、ちょっとした素敵なものが入っているようです。

それも楽しみです。





届いたら、またこのブログでも紹介しますね。