スペシャルカクテル「ドラえもん」

バーテンダーのグリに
「オリジナルカクテル作れる？」
と聞くと
「もちろん」
と頼もしい返事が返ってきたので、
「じゃあ、ドラえもん！」
と言ってみると
「任せておけ」
と請け負ってくれました。

キリエのためのスペシャルカクテル「ドラえもん」が飲めるのを楽しみにしていました。




それからなかなかお店に行けなかったのですが、
このたび、無事に飲むことができました。


わーい！！




私の好みをしっかり聞いてくれ、
さっぱりした柑橘系のしゃりしゃりした青いフローズンに
白いバニラアイス、
赤いチェリーはしっぽだそうです。

さっぱりしたフローズンだけだと物足りない感じになりそうなのに
しっかり甘いバニラアイスがアクセント。
素敵なバランスでした。

アイスがのってくるとは思っていなかったので、意外性も素敵。




普段は「友達のグリ」の姿しか見たことがありませんが、
カウンターの中に入り、
フローズンを作ったり、
チェリーやミントを冷蔵庫から取り出して飾ったりする動作は
やはり「仕事をする男」の姿で、セクシーで素敵。

バーテンダーさんはパフォーマーだと前々から思っていたのですが、
改めて「そうだそうだ！」と納得しました。








有名な名前のカクテルを背伸びして飲むのも好き。


自分の好みやそのときの気分を伝えて、オリジナルのカクテルを作ってもらうのも好き。


「あなたを見てイメージしました」と
ピンクの甘いカクテルを持ってこられるのは好きじゃない。
もしそれをするなら、もっと一対一で対峙して、
居合のように一瞬でなにかを見切り、それを形にしてほしい。

と、感覚で生きているキリエは思うのでありました。