編集

高遠そば

2021/12/233








大内宿のことをガイドブックで見ていると、
おそばに葱が丸々1本突き刺さっているのがあって、
「は?
なんじゃこれ?!
話題づくりにしては大胆な!
誰がこがぁなこと始めたんじゃろ?」
と思っていました。




コォにそれを話したら、
「あれは伝統的な食べ方なんだよ」
と教えてくれました。

オドロキ~!






めっぱめしの朝食のため、
あまりお腹が空いていなかった私たちは、
小さな「高遠そば」を三澤屋で食べることにしました。










冷たいおそばには
大根おろしの汁が効いたお出汁が入っていて、
箸代わりの葱がついてきました。

これ、大きい普通サイズのだったらどうだったんでしょう?



おそば、おいしい!

コォにも話したのですが、
私の食生活にはおそばはあまり登場せず、
意識して食べるのは年越し蕎麦くらい。

あとはいただきものがあったときくらい。

広島はおそらく讃岐も近いことから「うどん圏」だと思います。

そして小さい頃はおいしいおそばを食べなかったようで、
そばよりうどんのほうが好きでした。

そんな私を変えたのは、出雲の割子そばでした。

なので、おそばのおいしさも少しはわかるようになったのですが、
ここのおそば、おいしい!

「それいけ! キリエ史上うまいそばTOP3」にランクインする勢いです。

TOP10でもTOP5でもないんですよ!



なんて説明すればいいのかなぁ。




わかんな~い!


とにかく、つやつやのおそばでした。



時々かじる葱はびりびり刺激的。



隣で麺好きコォは
「黒い田舎そばが好き」
と通なことを言いながら、葱は完食せず、
私が葱でおそばを食べている様子を写メっていたようです。

(後日見せられて、
「はぁぁぁぁぁぁっ?!
なに撮りよるん!!!」
と声を荒げたのは言うまでもありません)







小さなおそばを頼んだのに、
そば湯もやってきましたよ。

私、おそばの作法がわからなくて、
そば湯をどのタイミングでどうしたらいいのか、
実はよく知らないのです。

コォがついでくれるままに飲んでいましたが、
きちんと教えてもらえばよかったです。






これと同じ構図で写メを撮り、
家族に「姉は元気」報告代わりにメールで送ったのですが、
ぐっさんだけは目のつけどころが違いました。

「写メに写ってる、あの丸いものはデザート的なにか?」


ふふふ。
我が弟ながらすばらしい!!



エッグスタンドの中身は「山椒煮玉子」でした。

大皿に盛られて売られているのを見たコォが、
「煮玉子も食べよう!」
と、たまらない様子で追加注文しました。

うん、わかるよ。

私も「これは食べたくなる!」と思いましたもの!




山椒がぴりりと効いた煮玉子もとてもおいしかったです。

ふかふか白ご飯か、
日本酒かなにかがほしくなる味でした。







ちなみに三澤屋さんでは、パンも販売されていました。

私の好きなハードパンが古伊万里(と思われる・・・ 詳しくないので、違っていたらごめんなさい)の大皿に盛られていました。

うをををを!
カッコいい!!


この様子もコォが以前、自分の写メで見せてくれたのですが、
実際に見ると
華やかな和の器に
荒々しくも繊細で素朴なハードパンが盛られている様子は、
とても素敵でした。



お腹具合と、
まだまだ旅は続くので、
パンの購入はあきらめました。

残念。







はぁ・・・

食べ物だと、大興奮して、長いブログになるわ~!