広島県立美術館に「福田繁雄大回顧展」を見に行きました。
斬新なデザインや、
キレのいい風刺のきいたポスター。
そして、目の錯覚などを用いた不思議だけど、
よりグサリとつきささるなにかを持つ作品。
会場では、数点写真撮影してもよい作品があったので、ご紹介。
こちら、「ミロのヴィーナス」に白と黒で陰影(?)をつけたもの。
この同じ像を正面から見ると・・・・
?!
そして作者の福田さんが現れるのです。
もうひとつ。
これは、スプーン、フォーク、ナイフで作られています。
この作品に当てる光の角度を変えると・・・
影はバイク。
この意外性がとっても楽しい。
そして、私が見ているものは一体なんだったのか、という虚脱感。
「ものを見る」ということは
とても注意深くしよう、と思ったのでした。
ヴィーナスだけ、
福田さんだけ、
ではなく。
あらゆるものが見えるように・・・
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Kyrie
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PASS:
ピノレザーリペアさん
脳みそが掻き回される楽しい特別展でした。
予測がつかない作品ばかり!
ピノレザーリペア
SECRET: 0
PASS:
バイクの影を見て、
「お~!すげっ。」と声が出てしまいました(驚)