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福田繁雄大回顧展

2021/08/232







広島県立美術館に「福田繁雄大回顧展」を見に行きました。

斬新なデザインや、
キレのいい風刺のきいたポスター。

そして、目の錯覚などを用いた不思議だけど、
よりグサリとつきささるなにかを持つ作品。





会場では、数点写真撮影してもよい作品があったので、ご紹介。






こちら、「ミロのヴィーナス」に白と黒で陰影(?)をつけたもの。







この同じ像を正面から見ると・・・・





?!








そして作者の福田さんが現れるのです。










もうひとつ。


これは、スプーン、フォーク、ナイフで作られています。













この作品に当てる光の角度を変えると・・・









影はバイク。










この意外性がとっても楽しい。

そして、私が見ているものは一体なんだったのか、という虚脱感。





「ものを見る」ということは
とても注意深くしよう、と思ったのでした。



ヴィーナスだけ、
福田さんだけ、
ではなく。

あらゆるものが見えるように・・・