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BRUTUS 今日の糸井重里

2021/06/19




丸ごと糸井重里さんが特集された雑誌が出る。

と知って、私は浮かれました。



何か考えるとき、
私は彼のことばや考え方を参考にしてきました。


彼がほぼ日刊イトイ新聞を始めたとき。

彼がインターネットというものに出会い、いろいろ思ったとき。


それらの本を読んで、
私は、仕事を含め、
自分の進んでいく道を探ろうとしていました。

今もそうですが。



「世の中」「世間」「世間体」「大人社会」

そういうものにとらわれなくて、
わかりやすいことばで
ものの奥にあるものを
そっと
しっかり
軽く
重く
語る人のような感じがするからです。




東日本大震災のとき。

私も動揺し、
自分がどうしたらいいのか、
軽くパニックになりました。

糸井さんも同じでしたが、
それでも彼のTwitterで語られることばは、
自分の行動を決める指針になりました。


糸井さんがいいというものがすべていい、というわけではなく、
「信用している大人」
として彼が考えていることを知ることは、
私を勇気づけ、
そしてちょっとだけ落ち着いて
自分で考えられる余裕が持てるような、
そんな感じなのです。



さて、この雑誌ですが、
読んでも読んでも糸井重里。

もう金太郎飴では追いつかないほど糸井重里。

ごまだんごのごまくらい糸井重里。



実は、これを書いている時点で、
まだ全部読み切れていません。

それくらい「糸井重里」なのです。



量も多く、受け留めきれません。



あびるほど糸井重里なんですけれど。






今、自分の仕事について、
疑問を持っています。

一日の多くの時間を割く仕事。

このまま続けていくのがいいのか。
それとも他の何かなのか。

もし他の何かだったら、
それはなんなのか。



それを考えると、
ほぼ日の乗組員の生き生きとしたお仕事ぶりは憧れとなります。



仕事についても、
糸井さんは語っていて、
私は何か、答えを見つけたくて、
読んでいるところもある。

と思います。




さて、
いつ読み終わるのかしら。


読み終わったら、
きっと寂しくなるんだろうなぁ。