いつも以上にはっちゃけようと思っていたのに、コロナのせいで全然そんなことができなかった。
が、これまで短くはない時間を生きてきたが、こんなことは初めてだ。
なんてこったい。
もともとネガティヴで、自分がここに存在するのも自分としては受け入れていないところがある。
こんなに生きてきたのに、ここにいてはいけない、望まれていない存在だ、と自分のことを考えているのがベースにある。
ほかにも生きづらい要素を持っている。
しかし、それでもなぜか「生き延びる」、「survive」ということばに強く共鳴してしまう自分がいる。
あの有名な映画「TITANIC」だって、ジャックのサヴァイヴァル能力("v"の発音、くっきりはっきりしてっ!めっちゃ好き)を見ると胸が高鳴るのだ。
ローズとの恋物語より、そっちだし、ローズが斧でジャックの鎖を切るシーンなんてサイコー!!
誕生日にロクな思い出がない。
最近だと、去年の誕生日はサイテーで、サイテーな気分で、サイテーな1日を過ごした。
ただでさえ、この世にいること自体、自分が欲していないのだ。
誕生日がサイテーな日になるのは、耐えられない。
なので、今年もひとりで過ごすつもり。
壁を作ろうが、好意を拒否しようが、これ以上、ここにいる意味を失うよりマシだ。
もし、次に生まれ変わることがあるのなら、「ここにいてよかったなぁ」と思える人生を送りたいと思う。
コロナ禍のせいか、デリケートだったのか、推し量る術もないが、今年は有名人の自死が目立った年でもあった。
特に三浦春馬さんのはこたえた。
次に竹内結子さん。
二人ともかつてドラマ見てた。
こんなネガティヴなのに、私が自死を選ばないのは自分の本能のせいだと思う。
私は自分を物理的に傷つけることが怖い。
カッターでちょっとやってみようかと思ったけど、そこまで思い切りや踏ん切りをつけることができなかった。
右利きなので、左の親指の皮を薄く切るのが精いっぱいだった。
10代の、多感な、そういうことをしでかしそうな時期だった。
このときのことで、「あ、自分は自死はできないな」と悟った。
私にとってナイフとは、生きるための道具だ。
サヴァイヴァルにはナイフが必要。
あとは火を操ること。
体温を保ち、水と栄養を得、そのために狩りをする。
それがとてもしっくりくる。
太陽と月と風と雲を読んで、次の自分の動きを決める。
そういうのができないけど、できる自分を思い浮かべるとうっとりする。
自分の本能は生き延びることを欲している。
なので、自分の胸の太鼓が鳴り続ける間は生きるんだ。
そんなことを考えるのが、私の誕生日だ。
次は望まれて生まれてきたいなぁ。
そして、新しい命をはぐくんでみたい。
今の人生ではそれは叶わない。
伴侶を見つけることもできなかったが、自分をご機嫌でいさせることと、愉快に生きることにエネルギーを注いでいけるといいなぁ。
節目の年なので、いつもと考えることが違うな。
ほんとはね、シャンパンが飲みたかったの。
でも、なくてさー。
ハーフボトルも見つけられなくて。
やっすいコンビニで買えるスパークリングワインを飲んで、これを書いている。
いつか、シャンパンが飲みたいなぁ。
なんだか荒んでいる内容だけど、楽しいこともたくさんあるし、誕生日前日には新しいバディを迎えた。
大変でへろへろになったけど、気になっていたから「やりきった」感、達成感がめちゃくちゃあるぜ。
長生きは望んでいないんだ。
愉快に生きることのほうが大切。
そんな価値観の私を、嫌いじゃない。
そうはいってもひとりきりで生きているわけではないので、さまざまなものに感謝しながら、駆け抜けたいと思う。
射手座だもん。
つらつらと書き殴っているのは、やっすいスパークリングでも酔っぱらっているからさ。
おめでとう、あたし!
ここまで生きているのが不思議だよ。
これからもよろしく。
そして私の周りにいる人たちに感謝の気持ちを。
いつもありがとうございます。
Kyrie
20201125
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