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手帳会議2020 #4 2020年のテーマカラーはなに? ピンクとキラキラ宝石 #ほぼ日スニーカー

2021/06/05

[これまでのあらすじ]
無事にプライベート用と仕事用のほぼ日手帳weeksMEGAスニーカーを1冊ずつ入手したキリエ。
しかしどっぴんくを前に途方に暮れていた。


目次

ぴんくとあたい


このブログのディープな読者さんならご存知だが、私は何度か「ピンク」という色を諦めている。
なんていうか「女子の塊」のような色だったり、自分が好きなピンクと自分に似合うピンクが違っていたり、また幼い頃に大人にかけられた「あんたにはピンクは似合わない」という呪いにかかっていたり。

それでも諦めきれなくて、小物などでぴんくのものを選んだり、持ったりはしている。
ちなみに自分が持ってしっくり馴染む色は青!赤!だと思っている。
相性がいい、と勝手に思っているのさ。



どっぴんくに抗え!

ほぼ日手帳の新作は例年、8月に入ると予告サイトができて、じわりじわりと情報が小出しされ、私のようないらちにとっては苦行。
その中で、ほぼ日手帳のガイドブックの紹介で、写っていたページから2020年のほぼ日スニーカーは黒っぽい青とどっぴんくである、ということを早めに知っていた。
予想ではもう1色あって、3色展開すると思っていたので、正式なサイトがオープンして確認したときに、「嘘じゃろ」とつぶやいた。

黒は持ちたくなかったので(今、持ち物を黒にすると気持ちがつらくなっちゃいそうなのだ)、早くから「青とぴんくね」と決めていた。

仕事はあまりプライベートの顔を出したくないので、クールな青で、そうなるとプライベートはどっぴんく。

そんなふうに心で決めた途端、「まずいまずいまずい!」と思い始めた。

こんなどっぴんく、私が持つの、なんだか違和感!
もっと私に引き寄せなくちゃ!
このままじゃ、この手帳、「あたい色に染まらない」ぞ!

こんな焦りを覚えた。

そして手帳会議は、どうやってこの激しいラズベリーどっぴんくに抗うのかを考えることになった。




ほんとにそれでいいの?ぴんく、好きじゃないの?

2020年は私にとって節目の大きな年になる。
オリンピック、パラリンピックは放り投げてもいいくらいだ。

私が考えた「ぴんくへの抗い」は、「女子の塊感を排除するか」に絞られていった。

しかし、何度もサイトを見て、Loftでブルーブラックしか手にできなかったけれど、ずっしりしっとりしたほぼ日スニーカーを手にしたとき、改めて思った。

ぴんくに抗うの?
道化みたいなこと、するの?
ぴんく、好きでいいじゃん。
他になにがしたいの?
マステやシールが山ほどある、とかほっといて、自分はどうしたいの?

そうしたときに、私はbandeというメーカーの「1枚ずつめくれるマスキングテープ」の赤系の薔薇を持っていることを思い出した。
結局、ほとんどその薔薇は使っていない。
でも、bandeマルシェで買ったときは使いたかった。

せっかくならぴんくだの女子だのにまみれちゃえばいいじゃん。

私は改めて薔薇マステを取り出し眺めた。




手帳を買いにいくぎりぎりになって、「薔薇でいいの?」という思いがやってきた。

ううん。きらきらの宝石のやつ、1度、使ってみたい。



これだ!
と思った。

それで、私は宝石マステを買った。





家に帰って、マステとラズベリー色のほぼ日スニーカーを重ねて置いてみるとしっくりきた。

嬉しい。と素直に思えた。



なので、2020年はこれでいくことにした。





■参考