ユーリ!!! on Iceの原画展を見に、博多へ向かう。
泊もつけたのでなにをしよう、と幾つかアイディアをメモし、志賀島で発見された金印を見にいくことにした。
金印を見に
博多市立博物館へは、地下鉄・西新(にしじん)駅で下車し、サザエさん通りを歩いていくと到着する。
金印は常設展の目玉で、入ってすぐにぴかぴかの金印があった。
ほんとは志賀島に渡ろうかと思ったけれど、島に到着してからは車がないと身動きが取れそうになかったので、今回は行くのを止めた。
もし、おすすめのレンタカーなしルートがあれば、教えてください。
金印は恭しく、真っ暗な中に光を受けて展示されていた。
小さい。
とても小さい。
重さは108g。
体験コーナーで108gの金印ぽいものを持ってみたけれど、ずっしりみっちりと重たかった。
金印の説明コーナーで、時間をかけて展示を見た。
文字はミノの刃の跡がくっきりと残っていたが、あの小ささに文字を、それも漢字を刻む技術は素晴らしいと思った。
高度な技術が漢にはあったんだ。
じんわりとこみ上げてくる感動。
金印のつまみは蛇が彫られていた。
うろこの丸い模様もかわいらしい。
もちろん蛇は金印本体より小さい。
そこにぎょろりとした二つの目とうろこの模様が彫られている。
うなる。
通されてあった紐の色も中国の古い書物から紫ではなかったかと推測されていた。
博多の歴史がわかる常設展
展示物が豊富でお腹いっぱいになっておかわりしてもまだある!
見ごたえあり。
最後には博多出身の小松正夫さんがご挨拶してくれる。
企画展で大槍・日本号に会う
ので、黒田の日本号さんにも会いにいった。
大柄な男として擬人化されているが、大きな槍だった。
3m強ある。
おまけにキャップ(?)まで細かな螺鈿細工で覆われた、美しい槍だった。
すっごく見ごたえがあった。
こんなに螺鈿だらけだとぎらぎらとして下品になりそうだけど、大きいせいか「映える」という感じだった。
黒田家に伝わっている兜の一つ。
個性的なデザインのものがたくさんあったが、これが一番好き。
子どもも楽しめる体験コーナーがあったり、ゆったりとした窓のレストランがあったり、博物館の建物自体も素敵だった。
私はここで元寇防塁マップをもらい、このあと防塁を見に出かけた。
何度でも行きたい、素敵な博物館だった。
■参考
福岡市立博物館HP
福岡市博物館
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