人生でやりたいことの100個のリスト。
これを考え始めると、いろいろ思うことがあるだろう。
実際に書いてみると、100個に到達することが随分大変だったり、
過去に憧れていたことを思い出したり。
自分は100のリストを書いていないが、
このことについてはまた別の機会に書こうと思う。
さて、この「人生の100のリスト」について聞いたとき、思い出した映画がある。
まずは「最高の人生の見つけ方」。
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原題は"The Bucket List"。
「棺桶リスト」。
地味で平凡な自動車整備士歴46年のカーター(モーガン・フリーマン)。
大金持ちの実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)。
二人はガンで余命6カ月と宣告され、同じ病室となる。
これまで違う人生を歩んできた二人だが、
残された時間で、
「これまでやりたかったリスト(棺桶リスト)」を全部やってやろう!
と企てる。
家族や現実のためにやりたいことができなかったカーターに、
エドワードは
「金とはこう使うものだ」
と、次々とリストを現実化していく。
平凡でなにもなかった、と考えていたカーターは、自分には愛すべき家族がいることを再確認し、
ほしいものはすべて手に入れてきた、と考えていたエドワードは、愛すべき誰かがいないことに気づく。
痛快だけど、ハンカチ必須。
悲しいけれど、なんだか見終わったあとは爽快。
ことばの強さに「うっ」となっていた「棺桶リスト」を自分でも作ってみようか、という気持ちになる。
ここまで思い出して、もうひとつ、思い出す映画があった。
それは「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」。
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偏屈の盲目の退役軍人フランク(アル・パチーノ)の世話をするアルバイトを大学生チャーリー(クリス・オドネル)はすることになった。
おどおどと自信がないチャーリーにイライラしながらも、
「自分が目が見えないからといって必要以上にかわいそうなヤツとして扱われるのが嫌だ」
ときつい口調で言うフランク。
この年の離れたコンビで、フランクがずっとやりたかったことを叶える旅に出る。
高級ホテルに泊まり、タンゴを踊り…
そんな中、「さすがにこれは…」とフランクが躊躇した自動車の運転をチャーリーが
「こうやればできるはず」
と提案して、次々とやり遂げていく。
最後のフランクのチャーリーのことを堂々と語る演説は見もの。
ひねりがあって、最後に「ああ、このタイトルか…」と大人の色気と深さにくらくらする。
余談だが、最後にタイトルで「ヤラれた!」と思ったのが、「薔薇の名前」だ。
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ショーン・コネリーのおじさまの修道院で起こった修道士殺人にまつわるミステリー仕立て。
本当に、このタイトルにうなる。
さて、「人生のリスト」、書いてみる?
■予告編
◇最高の人生の見つけ方
◇セント・オブ・ウーマン/夢の香り
◇薔薇の名前
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