編集

「和菓子のアン」  坂木司

2021/06/19




ふっくらと大福のような梅本杏子は、
デパ地下の和菓子屋でバイトをすることにします。

そこで、「アンコちゃん」と呼ばれそうになるのですが、
それはあんまりだー!
と「赤毛のアン」のようにアンと呼ばれることになりました。



ちょっぴりミステリー仕立てですが、
人が死んだり、怪我をしたりはせず、
和菓子を買いにきたお客様のちょっとした行動にひっかかりを覚え、
「あのお客様は、どうしてあの和菓子を買ったのかしら?」
というところから話が展開していきます。


ほのぼので、
和菓子の奥深さが垣間見られ、
和菓子が苦手な私もつい、
「お抹茶と練り切りをいただこうかしら」
と思う感じです。


あまり詳しく書かないのは、ネタバレが嫌なのと、
事前情報はあまりなしで、作品を読んでもらいたいから。








話変わって、
昔から日本人は駄洒落好きなのかしら?

「めでたい」とか言って、
全部駄洒落状態だもんね。

お正月ものでも。

橙は「代々」。

昆布は「喜ぶ」。

とかさー!!