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宮崎駿さんの「風立ちぬ」を見に行きました。
見終わってすぐの感想。
「男の人って、困ったものね」
まるで「紅の豚」のジーナの気分でした。
ここからは多少、ネタばれがあるかもしれないので、ご注意ください。
映画としては、宮崎さんの「千と千尋の神隠し」以降の作品では、
一番自分の感覚的に納得したものでした。
「崖の上のポニョ」も大好きなんだけど、
感覚的に腑に落ちない部分が大きくてどうもすっとしていません。
私の好きなシーンは、まず高原病院を抜け出した菜穂子と次郎が駅で出会うところ。
すっごい泣きそうになって「離さないで…」とすがりつきそうになりました。
それから、菜穂子が吐血したことを知った次郎が菜穂子の実家にやってきて、
庭から菜穂子の部屋に上がり込むところ。
あのときの菜穂子の手や腕が、次郎をかきいだき、髪をなでるのが、
色っぽいのと切ないのとで、もううるうる。
ここでも「離さないで…」と思いました。
そして、菜穂子にせがまれて手をつないで次郎が設計図を描くところ。
きゅんきゅんする。
でも「ちょっと手を離していいかな?煙草が吸いたくなってきた」なんて次郎が言い出し、
「だめです」と菜穂子が我儘を言い、その場で吸うように答える。
菜穂子は結核なので、一度は吸うのをやめるものの、結局は吸う次郎に
「んもう!!!! めっ!!!!」と思った!
私が気に入ったシーンは全部菜穂子がらみのもの。
だって、ちょっと風変わりで才能のある次郎は、
自分の好きなようにして周りの人のことを考えなくて、
夢中になったらそれしか見ないから、
冒頭の
「男の人って、困ったものね!」
につながり、あんまり好ましくないんだもの。
けれどね、これを受け入れられるようになったら、私、結婚できるかもしれないなぁ。
なんて考えました。
一種の諦めを受け入れ、折り合いがつけられれば、ね。
それから結婚がしたくなる作品でもあります。
本庄さん夫婦がどうなるのかが一切描かれていなくて、そこが残念でしたが、
黒川さん夫婦がまた素敵で。
籍を入れていない二人を離れに住まわせるわけにはいかん!という黒川さんに
次郎と菜穂子は今すぐに結婚をすると言い切ります。
すると黒川夫人が
「そうと決まれば、女には女の支度があるのです!」
と菜穂子に花嫁の支度をしてあげます。
それをそわそわしながら次郎より緊張して待つ黒川さん。
なんだかそのやりとりも「こなれた夫婦」って感じで素敵です。
あとは所作の美しさでしょうか。
がさつな自分の普段の行動をちょっぴり反省。
あ。
キスもしたくなるよ!(笑)
映画の本筋からはすごく外れていると思いますが、
本筋で感じたこともたくさんあります。
でも、それよりも私は菜穂子にシンクロしたので、ブログにはそれを書くことにしました。
■本日の写真
チラシから切り抜いた次郎さんをモレスキンに貼っています。
左ページはのりで止めていないので、
次郎さんの右腕の下に感想を書きました。
夏モレ(夏を楽しむためのモレスキン)も充実してきました。
いろいろ貼っているので、ぱんぱんになっています。
映画「風立ちぬ」 宮崎駿
|2021/10/01宮崎駿さんの「風立ちぬ」を見に行きました。
見終わってすぐの感想。
「男の人って、困ったものね」
まるで「紅の豚」のジーナの気分でした。
ここからは多少、ネタばれがあるかもしれないので、ご注意ください。
映画としては、宮崎さんの「千と千尋の神隠し」以降の作品では、
一番自分の感覚的に納得したものでした。
「崖の上のポニョ」も大好きなんだけど、
感覚的に腑に落ちない部分が大きくてどうもすっとしていません。
私の好きなシーンは、まず高原病院を抜け出した菜穂子と次郎が駅で出会うところ。
すっごい泣きそうになって「離さないで…」とすがりつきそうになりました。
それから、菜穂子が吐血したことを知った次郎が菜穂子の実家にやってきて、
庭から菜穂子の部屋に上がり込むところ。
あのときの菜穂子の手や腕が、次郎をかきいだき、髪をなでるのが、
色っぽいのと切ないのとで、もううるうる。
ここでも「離さないで…」と思いました。
そして、菜穂子にせがまれて手をつないで次郎が設計図を描くところ。
きゅんきゅんする。
でも「ちょっと手を離していいかな?煙草が吸いたくなってきた」なんて次郎が言い出し、
「だめです」と菜穂子が我儘を言い、その場で吸うように答える。
菜穂子は結核なので、一度は吸うのをやめるものの、結局は吸う次郎に
「んもう!!!! めっ!!!!」と思った!
私が気に入ったシーンは全部菜穂子がらみのもの。
だって、ちょっと風変わりで才能のある次郎は、
自分の好きなようにして周りの人のことを考えなくて、
夢中になったらそれしか見ないから、
冒頭の
「男の人って、困ったものね!」
につながり、あんまり好ましくないんだもの。
けれどね、これを受け入れられるようになったら、私、結婚できるかもしれないなぁ。
なんて考えました。
一種の諦めを受け入れ、折り合いがつけられれば、ね。
それから結婚がしたくなる作品でもあります。
本庄さん夫婦がどうなるのかが一切描かれていなくて、そこが残念でしたが、
黒川さん夫婦がまた素敵で。
籍を入れていない二人を離れに住まわせるわけにはいかん!という黒川さんに
次郎と菜穂子は今すぐに結婚をすると言い切ります。
すると黒川夫人が
「そうと決まれば、女には女の支度があるのです!」
と菜穂子に花嫁の支度をしてあげます。
それをそわそわしながら次郎より緊張して待つ黒川さん。
なんだかそのやりとりも「こなれた夫婦」って感じで素敵です。
あとは所作の美しさでしょうか。
がさつな自分の普段の行動をちょっぴり反省。
あ。
キスもしたくなるよ!(笑)
映画の本筋からはすごく外れていると思いますが、
本筋で感じたこともたくさんあります。
でも、それよりも私は菜穂子にシンクロしたので、ブログにはそれを書くことにしました。
■本日の写真
チラシから切り抜いた次郎さんをモレスキンに貼っています。
左ページはのりで止めていないので、
次郎さんの右腕の下に感想を書きました。
夏モレ(夏を楽しむためのモレスキン)も充実してきました。
いろいろ貼っているので、ぱんぱんになっています。
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